猫の外耳炎や耳ダニの治療では、点耳薬(耳の薬)を使うことがあります。
しかし実際にやってみると
「猫が嫌がって暴れる」
「耳に薬を入れるのが難しい」
「ちゃんと入っているのか分からない」
と悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では
・猫の点耳薬の基本的なやり方
・嫌がる猫へのコツ
・点耳後の注意点
を分かりやすく解説します。
猫の点耳薬の基本的なやり方
猫の点耳薬は、次の手順で行うことが多いです。
① 猫を落ち着かせる
静かな場所で猫を落ち着かせます。
急に耳を触ると驚くことがあるため、先に体を軽く撫でて安心させるとやりやすくなります。
② 耳を軽く持ち上げる
耳をやさしく持ち上げて、耳の入り口が見えるようにします。
無理に耳の奥まで見ようとする必要はありません。
③ 点耳薬を垂らす
薬の先端を耳に入れず、耳の入り口に数滴垂らすようにします。
容器の先端が耳に触れないようにすることで、清潔に使うことができます。
④ 耳の付け根を軽くマッサージする
薬を入れたあと、耳の付け根をやさしく揉むと薬が耳の中に広がりやすくなります。
⑤ 猫が頭を振っても大丈夫
点耳薬のあと、猫が頭を振ることがあります。
多少薬が外に出ることはありますが、ある程度は耳の中に残っているため問題ないことが多いと言われています。
嫌がる猫に点耳薬をするコツ
猫は耳を触られるのが苦手なことが多く、点耳薬を嫌がることがあります。
次のような方法を試してみるとやりやすくなる場合があります。
タオルで包む(猫の保定)
猫をタオルで包むと、足で引っかいたり逃げたりするのを防ぎやすくなります。
いわゆる「猫巻き」と呼ばれる方法です。
体を包んで、頭だけ出す状態にすると点耳しやすくなります。
2人で行う
1人が猫を抱え、もう1人が薬を入れるとスムーズにできることがあります。
特に暴れやすい猫の場合は、無理に1人で行うより安全です。
寝ているタイミングを使う
猫がリラックスしているときや眠そうなときの方が、比較的スムーズにできることがあります。
我が家の体験:タオル作戦が通用しなくなった
我が家の猫ソラも、耳ダニの治療で点耳薬を使っていました。
最初の頃はタオルで包む「猫巻き」で点耳していたのですが、
だんだんソラの回避スキルが上がり、前足を突っ張ってタオルに巻かれないようにするようになりました。
その結果、タオルで包むのが難しくなってしまい、
途中からは2人がかりで点耳する方法に変わりました。
1人が座った状態のソラを軽く固定し、
もう1人が点耳薬を入れるという方法です。
ソラはまだ子猫だったこともあり、最初はおやつをあげないようにしていました。
ただ、動物病院の先生から
「ご飯を2〜3粒あげるだけでも猫は喜びますよ」
と教えてもらいました。
そのため、点耳が終わったあとにはご褒美としてフードを数粒あげるようにしました。
耳の治療自体は嫌なことですが、
「終わったあとに良いことがある」と覚えてくれると、猫のストレスも少し軽くなるかもしれません。
点耳薬をした後に逃げたソラ↓

点耳薬のあとに気をつけること
点耳薬を使ったあとは、次の点に注意すると安心です。
・薬の容器の先端を耳に触れさせない
・猫が強く掻き続ける場合は様子を見る
・症状が改善しない場合は動物病院へ相談する
また、点耳薬は自己判断で中断せず、獣医師の指示通りに続けることが大切です。
まとめ
猫の点耳薬は
- 耳の入り口に薬を垂らす
- 耳の付け根を軽くマッサージする
という流れで行うことが多いです。
猫が嫌がる場合は
・タオルで包む
・2人で行う
・リラックスしているタイミングを使う
などの方法を試してみるとやりやすくなることがあります。
耳の症状が続く場合は、無理をせず動物病院で相談することも大切です。


コメント